婦人科
卵巣出血
一般に卵巣出血は、若い女性、月経の1週間前ほどに多いとされる。排卵は上の模式図のように起こる。排卵の時、卵巣表面を破って出るので、卵巣表面の血管が破綻すると出血がおきる。あるいは、黄体よりの出血が原因となることもある。

鑑別診断は、子宮外妊娠や他科の疾患など多い。とくに凝固障害を持つ人の場合には、卵巣出血を起こしやすいので基礎疾患の有無に注意する

卵巣出血の臨床症状は
   下腹部痛、ダグラス窩、腹腔内出血

出血量に応じて出血性ショックや貧血の症状を伴う

治療は、出血量が少ない場合(300ml以下)の場合は経過観察、出血量が多い時は、開腹または腹腔鏡下手術で止血と血液除去をおこなう